倉吉市議会 2021-09-15
令和 3年第7回定例会(第6号 9月15日)
○議長(
伊藤正三君) これより本日の会議を開きます。
本日届出のあった
事故者は、議員及び当局ともございません。
以上、報告いたします。
○議長(
伊藤正三君) 本日の
議事日程は、お手元にお配りしております
日程書のとおり行います。
日程第1 議案の訂正について
○議長(
伊藤正三君) 日程第1、議案の訂正についてを議題といたします。
訂正理由の説明を求めます。
石田市長。
○市長(
石田耕太郎君)(登壇) おはようございます。
それでは、令和3年8月30日に提出した議案第71号
倉吉市
過疎地域持続的発展計画の策定についての訂正を
お願いすることについて御説明申し上げます。
同計画に記載している事業のうち、
ハード事業に当たるものと
ソフト事業に当たるものの
事業分類の再確認を行ったところ、統一的な
整理等をする必要があることが明らかとなったため、その他の字句の修正と併せて同計画の訂正をするものであります。
以上、議案の訂正につきまして、御承認のほど、よろしく
お願いを申し上げます。
○議長(
伊藤正三君) お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案の訂正については、承認することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、議案の訂正については、承認することに決定いたしました。
この際、お知らせいたします。先ほど議案の訂正について承認となりました。訂正した議案を付託している
総務建設常任委員会の
福井委員長から
当該議案の再審査のため
委員会を開催する旨の報告がありますので、暫時休憩いたします。
午前10時32分 休憩
午前10時52分 再開
○議長(
伊藤正三君) 再開いたします。
日程第2
委員長報告並びに同報告に対する質疑
○議長(
伊藤正三君) 日程第2、
委員長報告並びに同報告に対する質疑を行います。
まず、
生活産業常任委員会委員長の報告を求めます。
16番
福谷直美議員。
○16番(
福谷直美君)(登壇) おはようございます。
それでは、
生活産業常任委員会の
委員長報告をいたします。
9月6日の本会議において当
委員会に付託されました議案を審査するため、9月9日に
委員会を開催し、
担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。
まず、認定第1号 令和2年度
倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、当
委員会の所管する部分につきましては、認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第6号 令和2年度
倉吉市
住宅資金貸付事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第63号 令和3年度
倉吉市
一般会計補正予算(第7号)のうち、当
委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第68号
倉吉市
過疎地域の
持続的発展に関する
特別措置法の適用に伴う
固定資産税の
課税免除に関する条例の制定について、議案第69号
倉吉市
工場立地法に基づく準則を定める条例の一部改正について、以上2件の
条例案件につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、請願の
取扱いについて御報告をいたします。
請願第2号
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書提出については、
賛成者なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。
以上、簡単でありますが、
生活産業常任委員会の
委員長報告といたします。
○議長(
伊藤正三君) 次に、
教育福祉常任委員会委員長の報告を求めます。
7番
鳥飼幹男議員。
○7番(
鳥飼幹男君)(登壇)
教育福祉常任委員会の
委員長報告をいたします。
9月6日の本会議において当
委員会に付託されました議案を審査するため、9月9日及び10日に
委員会を開催し、
担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。
まず、認定第1号 令和2年度
倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定のうち、当
委員会の所管する部分につきましては、認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第2号 令和2年度
倉吉市
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号 令和2年度
倉吉市
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 令和2年度
倉吉市
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上3件の
特別会計歳入歳出決算の認定については、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第63号 令和3年度
倉吉市
一般会計補正予算(第7号)のうち、当
委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定をいたしました。
次に、議案第70号
倉吉市
伝統的建造物群保存地区保存条例及び
倉吉市
打吹玉川伝統的建造物群保存地区における
建築基準法の制限の緩和に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
続いて、
陳情の
取扱いについて御報告いたします。
陳情第9号
倉吉市
高校生等通学費助成事業に関する
陳情につきましては、
委員長裁決により不採択すべきものと決定をいたしました。
以上、簡単ではありますが、
教育福祉常任委員会の
委員長報告といたします。
○議長(
伊藤正三君) 次に、
総務建設常任委員会委員長の報告を求めます。
15番
福井康夫議員。
○15番(
福井康夫君)(登壇)
総務建設常任委員会の
委員長報告をいたします。
9月6日の本会議において当
委員会に付託されました議案を審査するため、9月9日及び本日、9月15日に
委員会を開催し、
担当職員の出席を求め、説明を聞き、慎重に審査いたしましたので、その結果について御報告いたします。
まず、認定第1号 令和2年度
倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定についてのうち、当
委員会の所管する部分につきましては、認定すべきものと決定いたしました。
次に、認定第5号 令和2年度
倉吉市
温泉配湯事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 令和2年度
倉吉市
土地取得事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号 令和2年度
倉吉市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第9号 令和2年度
倉吉市
高城財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第10号 令和2年度
倉吉市
小鴨財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第11号 令和2年度
倉吉市
北谷財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第12号 令和2年度
倉吉市上北条財産区
特別会計歳入歳出決算の認定について、以上7件の
特別会計歳入歳出決算の認定につきましては、いずれも認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第61号 令和2年度
倉吉市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第62号 令和2年度
倉吉市
下水道事業会計資本金の額の減少及び決算の認定については、いずれも原案のとおり可決及び認定すべきものと決定いたしました。
次に、議案第63号 令和3年度
倉吉市
一般会計補正予算(第7号)のうち、当
委員会の所管する部分につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第64号 令和3年度
倉吉市
高城財産区
特別会計補正予算(第1号)、議案第65号 令和3年度
倉吉市上北条財産区
特別会計補正予算(第1号)、以上の2件の
特別会計補正予算につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第66号 令和3年度
倉吉市
下水道事業会計補正予算(第1号)につきましては、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第67号
倉吉市公の施設における
指定管理者の指定の
手続等に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第71号
倉吉市
過疎地域持続的発展計画の策定については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第72号 小
集落改良住宅、
市単独住宅、
都市再生住宅及び
特定公共賃貸住宅の
指定管理者の指定については、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議案第73号
功労表彰については、同意すべきものと決定いたしました。
続いて、
陳情の
取扱いについて御報告いたします。
まず、
陳情第7号
辺野古新
基地建設の
中止等を求める
意見書提出については、
賛成少数により不採択すべきものと決定いたしました。
次に、
陳情第8号
沖縄戦戦没者の
遺骨等を含む土砂を
埋め立てに使用しないよう求める
意見書提出については、
委員長裁決により採択すべきものと決定いたしました。
以上、簡単ではありますが、
総務建設常任委員会の
委員長報告といたします。
○議長(
伊藤正三君) 続いて、ただいまの報告に対する質疑を求めます。
まず、
生活産業常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。
次に、
教育福祉常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。
○16番(
福谷直美君)
陳情第9号
倉吉市
高校生等通学費助成事業に関する
陳情ということで、
委員長裁決で不採択と報告がありました。
まず、この不採択になった経緯、採択をされた人の意見、それから不採択の意見を教えていただきたいと思います。
○7番(
鳥飼幹男君) それでは、
委員会で出ました各
委員の皆さんの御意見を要約してお話をしたいと思います。
1人の方からは、中部の高校を守るということは、それぞれの中部の学校がどのような特色を出して魅力ある
学校づくりをしていくか、市としても一緒になってPRしていくと。そうすることが大事だと思っている。過去4回の
見直しをしている。何のための縛りなのか、根拠にならないという気がする。
中部圏域の学校を守るということについては、別に考えていく必要があるのではないか。こういう御意見もありました。
それから、もう1人の方につきましては、自分の生きる道の選択を制約して自分の思うところに行くところに支援できないという考え方は、この子が言っているように、学ぶ自由を少しそがれているという形があるというようなことで、
自分自身も中部でも学ぶことができるということに納得できないというような御意見もありました。
このことについて反対といいますか、意見があったのは、選択の自由を阻害したり、あるいは制約なんてことはない、本人が行きたいところはある。それも当然、自由に選べれる。
助成金を出さないことが阻害している理由になるのか。やはりこれから
分散型社会、地域から物事を創生していこうというときに、やはり地域に残って地域の高校で頑張る、そういうような意識はあってもよい。強制するものではないが、そういうことの大切さはあると思うと、こういう御意見もありました。
それからもう一つは、
通学費用を理由に希望する学びを諦める
子どもがどれくらいいるのか気になっている。そういう実態があるんだったら、私は別の方策でその
人たちを支援するのが大事だと思うと。若桜町から鳥取市へというところから始まっている。このことがどんどん広がってきている。このままのルールで広がってきてしまっているところに課題があるのではないかと。
通学費を理由にして希望する学びを諦める子がいるんであれば、そこは支援するという別の施策を県は考えるべきで、県もこの事業についての考えが少し甘いんではないかと、そういう考えを持っております。以上でございます。
○16番(
福谷直美君) いろいろな御意見があったように思われます。最終的にこの採決、
委員長裁決で不採択にということでありますが、
委員長はこの不採択はどういう理由といいますか、思いで不採択にされたのかお聞きしたいと思います。
○7番(
鳥飼幹男君) それでは、
委員長の不採択の理由ということでございました。
委員会でも
地域住民の声を紹介させていただきました。また、機会があればそういう声もさせていただきたいと思いますが、今、本当に中部からこういうふうな
交通費の助成を進めていくということは、これを全県に広げるということは、どんどん中部から
子どもたちが東部、西部へと流れていく。今回の
交通費助成も、
倉吉市が
中部圏域に絞った。この思いの中には、中部から70人から約80人の
子どもたちは東部、西部に行っている。それは
学級数にすると2学級から3学級に匹敵する
子どもたちが、この中部から出ていってしまっている。
このまま通学を推奨していけば、今日も
日本海新聞の若桜町の記事が出ておりました。若桜町は本当に今、
過疎化が進んで
高齢化が出ている。このまま
子どもたちの
通学費助成を続けていけば、地域から若者の担い手がなくなっていく、そういった
危機感もある。そうした中で、いつまでもこうした助成を続けていくことはできないだろうと思っていますし、今申し上げたように、本当に
子どもたちがこのまま出ていくということは、今はいいですよ、これから当然このことは統廃合につながってくる。そして、中部から高校がなくなってくる。そうしたときに、これから次の時代を担う
子どもたちは中部の高校を選択できなくなってくる。そのような危機的な状況に陥らせてはいけない。
やはり市が決めた
中部圏域に限定する、こうしたことは本当にこれからの中部の将来にとって非常に大事なことであろうということで、
委員長はこの
陳情に対しては不採択とさせていただきました。以上です。
○16番(
福谷直美君) この
陳情者、
倉吉市民、それも
高校生が議会に助けを求めてこられたんじゃないかと私は判断をしております。それを議会が一刀両断で駄目だという判断は、私は少し違うんじゃないかと思っておりますが、それで、採決に例えばほかの採択、
趣旨採択とかそういう思いを残していくということはできなかったのかなと、私は思います。この……。
○議長(
伊藤正三君)
福谷議員、すみません、申し上げます。質疑ですので、もしあれば後の討論で
お願いいたします。
○16番(
福谷直美君) はい。この選択はなかったか、あったのか、言葉が。
○議長(
伊藤正三君)
鳥飼議員、あったのか、なかったのかということです。
○7番(
鳥飼幹男君)
委員長報告ですから、そういう心情的なことを聞くつもりはありません。どの
委員からも一切ありませんでした。
○議長(
伊藤正三君) そのほかございませんか。
○10番(
大津昌克君) では、私も
陳情第9号に対して
委員長にちょっとお尋ねしたいと思います。
委員長、今御説明いただきましたけれども、
倉吉市から
東西部に流出する生徒の数というのは分かりましたが、議論の中で、
東西部から中部の高校へやってきているという人数などの確認する議論はありましたか、お尋ねします。
○7番(
鳥飼幹男君) ありません。
○10番(
大津昌克君) では、次に、
陳情項目、今回の
陳情は2つの項目についての
陳情が出ております。個々の項目について、ちょっとお尋ねしますが、まず、項目1として、各高校の特色を踏まえた上で、
倉吉市
高校生等通学費助成事業における
対象校の
見直しをすること、まずこれが1点でありました。これについて、特に例としてこの
陳情者は、
米子東高等学校の
スーパーサイエンスハイスクールを挙げて、中部の高校にはない
カリキュラムがあるとしていますが、この
文部科学省指定の
スーパーサイエンスハイスクールの
カリキュラムは、中部のどこの高校で学ぶことができるかという議論はありましたか。
○7番(
鳥飼幹男君) ありません。
○10番(
大津昌克君) 続いて、では、
陳情項目の
2つ目ですが、
中部圏域の高校を長く存続させるための策を市で検討し、県に提言することというのが
2つ目の
陳情項目であります。
陳情者は、
中部圏域の高校を守るという意思も含めて、長く存続させる策を
倉吉市でちゃんと考えて県に提言してくださいと言っていますが、まさに中部の高校を守る策を考えろということでありますけども、この点についてはどういう議論において不採択に達したのか、その議論の経過をもう一度説明ください。
○7番(
鳥飼幹男君) 今、私申し上げましたけども、中部の高校も魅力ある高校にしていく努力も必要である。これは先ほど
委員会で各
委員がおっしゃったことを言っています。だから、確かに一面そういうこともあるし、そしてこれから
子どもたちが流出していく上において、そうした魅力ある
高校づくりということは大事だろうと。これはまたこれで考えていく必要があるのではないかという議論はありました。以上です。
○議長(
伊藤正三君) そのほかございますか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。
次に、
総務建設常任委員会委員長の報告に対する質疑を求めます。
○13番(
山口博敬君) 私は、
陳情第8号
沖縄戦戦没者の
遺骨等を云々かんぬんという
陳情について質問をさせていただきたい。この件につきましては私も少なからず関心がありまして、今回も
委員会で、それぞれ
委員さんおられてですね、どういう意見が発せられたのか、そのことをこの際でございますので、知りたいということでございますので、よろしく
お願いをいたします。
○15番(
福井康夫君) ただいま13番、
山口議員から
陳情第8号
沖縄戦戦没者の
遺骨等を含む土砂を
埋め立てに使用しないよう求める
意見書、この提出についての
委員会の審議の内容について質疑がありました。御案内のとおり、
沖縄戦、
本土決戦ということで、戦われた戦争、20万人の方々が亡くなられ、そのうち8万人はこちら本土の方々、いわゆる
民間人と言われているこの
沖縄戦でございましたけれども、今、
辺野古基地の移設に、埋立てに、多量の土砂が要るということで、
沖縄本島南部、糸満市を中心とした、そうした地域での土砂を
埋立用に使用しようかということで、まだ決定ではないんですが、そうした動きがございます。
それに対する
意見書提出という内容でございましたが、
委員から幾つか意見が出ましたので、報告をしたいと思いますが、まず1つは、この問題はメディアでも取り上げられた事案でございます。業者の意見が出ていたが、遺骨を含む土砂は採取しませんという返事をしていた。
陳情者の意見もよく分かるが、国側の意見が不明確だと思っておるということで、片方だけからの情報だと判断しにくいんじゃないかと、こういう意見でございます。
あるいは、ある地域にこれだけの
人たちの遺骨があるということは、そういう土を使わないとどうやって判断するのか。公園内にある土を使わないのであれば分かるが、それで遺骨が入っていないという判断はできないと思う。沖縄だけではないが、沖縄の象徴として尊重していかないといけない、そういう意見がございました。それから、こういうことが事実行われているんなら、もちろんあり得ないことだが、実態を我々は判断できないんだと。
業者サイドでは土は使わないとニュースで見たことがあるが、本当に実態は分からないというような御意見がございました。
もう1点は、
地方自治法、この第99条の
意見書提出の要件に本当にこの件が該当するのだろうか。
当該自治体の公益ということが書かれている中で、この
陳情によって
意見書を提出することはどうなんだろうと悩んでいるというような意見がございました。
それら意見を踏まえて賛否を問いました。
委員会では、
賛成者2名、
反対者2名ということの結果でございます。いわゆる
可否同数でございました。そこで
委員長裁決ということで、
委員長が裁決したわけです。この際、申し上げておきます。
委員長から、私は戦後の歴史の中で伝統的にこういうことがないようにしてもらいたいと感じております。実際に遺骨が含まれるかどうかの確証ができないところですが、もしそのようなことがあれば使用しないという態度であってほしいという願いを込めて、
委員長により
陳情第8号は採択としたいと、こういう結果でございます。以上です。
○13番(
山口博敬君) よく分かりました。ありがとうございました。
○議長(
伊藤正三君) そのほかよろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。
日程第3
付議議案の討論・採決
○議長(
伊藤正三君) 日程第3、
付議議案の討論・採決を行います。
初めに、認定、議案及び請願・
陳情について、一括して討論を求めます。
2人から討論の通告がありますので、順次発言を許します。
まず、10番
大津昌克議員。
○10番(
大津昌克君)(登壇) 私は、
陳情第9号
倉吉市
高校生等通学費助成事業に関する
陳情に対して、
委員長報告に反対の立場で討論を行います。
私は、本
陳情は採択すべきと考えます。なぜならば、本
陳情は
高校生通学費助成事業に関し、2つの項目を提示しています。まず、
1つ目は、各高校の特色を踏まえた上で、
倉吉市
高校生等通学費助成事業における
対象校の
見直しをすること。そして、
2つ目は、
中部圏域の高校を長く存続させるための策を市で検討し、県に提言することであり、その内容は、
倉吉市議会の意思にも同調するものであると考えるからです。
それは、
1つ目のことについてですが、既に令和2年3月議会において、本事業の
予算執行に当たっては、
通学費助成の
対象校を
中部地区の
高等学校に限定するのではなく、事情により県内の
中部地区以外の
高等学校等に通学する場合も対象とされるよう検討されたいと
附帯決議をし、議会の意思を示したところであります。これは
対象校を逐次見直すこととして、今までに計4回にわたって
見直しをしてきた経過があります。
今回の
陳情では、中部にはない
カリキュラムがあるとして、いま一度
見直してほしいとするものです。どうして
委員会は議会の
附帯決議に反して、本
陳情を不採択とするのでしょうか。また、その
附帯決議のときに賛成の態度を取られた議員が、今回は不採択に回られておりました。なぜ今回、反対するのか。それについての意見、発言が全くありませんでした。不可解でなりません。
また、
委員長裁決の不採択の理由は、中部の高校を守るということを言われています。
陳情項目の2は、
中部圏域の高校を長く存続させるための策を市で検討し、県に提言することで、まさに中部の高校を守るよう求めています。なぜ
委員会がこの
陳情を不採択としたのか、全く理解ができません。
本
陳情は、市政始まって以来、初めて
高校生が提出した
陳情であると聞いています。その内容はしっかりとしており、非の打ちどころがありません。このような優秀な
高校生の勇気と行動力は、
倉吉市の明るい将来に大いに期待するものであります。このような常識的な
陳情が、なぜ不採択なのか。このたびの説明では理由が不明確、かつ不十分であります。
この
陳情は、多くの市民が採択されることを期待しているんです。この
高校生は、同じ立場の生徒や保護者の当事者の一人として、市当局に市民の声を届けてほしいと言っているんです。市民の声を市政に届けるのが議員の役割じゃないんでしょうか。たった1人の声でも、どんなに小さな声であったとしても大事にするのが議員じゃないんでしょうか。
委員会の採決は市民側ではなく、執行部側に立ち、論点を外れた議論であり、審議不十分と言わざるを得ません。
したがって、私は市議会議員として、市民の代表として、市民の声を市政に届けるため、本
陳情に賛成し、採択すべきものと考えます。本
陳情を熟読され、本
陳情は何が求められているのか、その内容をよく御理解をいただいた上、議員各位の良識ある御判断を賜りますよう、よろしく
お願いいたします。以上、私の討論といたします。
○議長(
伊藤正三君) 次に、3番佐藤博英議員に討論を許します。
佐藤議員。
○3番(佐藤博英君)(登壇) それでは、討論をいたします。今回は3点にわたって討論を行います。
まず、
陳情第7号
辺野古新
基地建設中止を求めているものであります。沖縄の民意、それはかつての翁長知事、あるいは玉城デニー知事が圧勝したことに表されております。大戦末期、捨て石にされ、県民4人に1人が命を落としました。その象徴がひめゆりの塔です。復帰後50年たちましたが、米軍関係者による婦女暴行、米軍機の爆音、墜落、暴行事件は続き、何も変わっていない、それが沖縄の実感であります。世界で類例のない屈辱的な日米地位協定によって、犯罪を犯した米兵は裁かれることなくアメリカ本土へ送り返されます。幾ら日米安保条約があっても許されないことではないでしょうか。
私は、この
陳情について、本土への移転も考えるべきなど、問題点もあることを承知の上、この
陳情は
趣旨採択すべきであると考えます。
次、請願第2号、私が紹介議員になっておりますけれども、米の輸入抑制や政府買取りを求め、市場価格の大暴落に対応するよう求めている請願であります。
委員長報告は、不採択であります。しかし、私が今分かっているだけで、今年のJAの概算金、これは鳥取県も含んで、多くの県が出しております、1万円を切っている、品種によっては9,000円を切る、そういう状況にあります。昨年よりも2,000円以上下落しています。全国で金額でいえば2割以上下落しており、ここ鳥取県も例外ではありません。生産費は1俵1万5,000円と全農も言っております。
にもかかわらず、1俵1万円を切って、これで生産ができるでしょうか。国土保全、水害対策も含めて、昨年並みにすることが米を主食としている日本の政府がすべき対応であると考えます。これは採択すべきであります。
最後になります。
陳情第9号であります。
高校生の
通学費助成についてであります。高校1年生からの
陳情であり、
対象校を見直すべきであると訴えている内容で、私は当然の求めであると考えます。もともと県の事業として出されたものであり、高校通学に支障のないよう支援するもので、県の
高校生までの医療費無料化と同じように、子育て支援の一環であり、
対象校を絞っては意味がありません。少子化の中、私は高校再編の問題とは性格が全く違う制度であると考えます。
この
陳情を採択することを訴えまして、討論といたします。議員各位の賛同を心から
お願い申し上げまして、私の討論を終わります。
○議長(
伊藤正三君) 討論を終結することに……。
○9番(竺原晶子君)(登壇)
高校生通学費助成についての賛成の意見で討論したいと思います。
この
子どもたちが
通学費用を理由に希望する学びを諦めることがないようにという支援と、この事業はあるんですけども、親の経済力や職業による影響が非常に大きいと思っています。
東西部へ通うには早朝に家を出るので、親が車で送り迎えをしている状況をよく見かけます。親が早朝から仕事のため不在であったりする場合には、自分の力で通学する必要があります。やはり親の支援がなかなか受けられなかったり、経済的に余裕がない生徒たちは、自分の力で通学できるエリア、要は中部の高校を守るというところは、その経済的にも困っている、本当に学びたいと思っている生徒たちのためにも、中部の学校を守る必要があると思います。
支援は
通学費だけではないというか、
通学費も大事なんですけど、本来そうやって
高校生を支援してあげたいとも思うんですけども、ヤングケアラーなど様々な課題がある現在、安易に選択すべきではないと思って、
委員長報告のほうの賛成なんですけども、経済的支援を必要とする方への事業というものをきちんと私たちは協議していくべきだと思います。
ということで、賛成の意見とさせていただきたいと思います。
○7番(
鳥飼幹男君)(登壇) それでは、
陳情第9号につきまして、
委員長として最終的に不採択とさせていただきました。その理由も含めて少し討論をさせていただきたいと思います。
この
陳情につきましては、本当に先ほどもありました、冒頭、教育長も、また各5名の
委員の皆さんも、高校1年生の
陳情、お聞きをいたしますと、議会だより、これも非常に興味を持って読んでいる。また、市政に関心を寄せてくれている。本当にこうした
高校生がいるんだなということに改めて敬意を表したい。そして、
委員会に対してこうした理論的にもきちっとしたものを
陳情していただいた。このことに非常に真剣に向き合って議論をしてあげることが大事だということで、冒頭、皆さんから本当に高い評価をいただいて、この議論に入らせていただいております。
先ほどからありますけども、この
高校生の
通学費の助成について、多くの市民が賛成をしている、こうした御意見がるるありますけども、私も
委員会の冒頭で
地域住民の声を紹介させていただきました。これを皆さんに一度紹介をさせていただきたい、このように思います。これは
日本海新聞の「私の視点」に載っていた投稿の一部です。
先日、鳥取県立高校の受験倍率を見て唖然とした。鳥取中央育英高校、平成29年には創立110年になる光り輝く伝統ある育英の受験者数は定員の半分なのだ。足がすくんでしまった。学区制も変わり、また時世の流れも昔とは大いに異なる。昔はよかった、今はどうのといった懐古主義ではない。ただ、在校生の皆さんは輝かしい伝統校であるといった誇りを持ち続けてほしい。学校や在学生を責める気持ちはさらさらないが、今この現状をしっかりと認識し、改めて立て直しを図ってほしいと心の底より願うばかりである。育英魂の根底にある克己の精神をいま一度、関係者は思い起こし、育英の再起を図りたいものだ。失ったものを嘆くのではなく、残されたもので何ができるか、これを必死に模索し、行動化しなければならない。時は止まってくれないのだから。要約しますとこういう投稿でありました。
この中で、今の現状を認識して、改めて立て直しを図ってほしい、そして最後には残されたもので何ができるかを必死で模索し、行動化しなければ、時は止まってくれないと締めくくっておられます。今、本当に受験者数の減少、このままいけば中部の高校の統廃合、こういった現実がもう既に目の前に迫っている。こうした
危機感を持たれての投稿であると、私はこのように思っております。
そして、県の
通学費の助成実施要綱、これを改めて読んでみますとね、こうあるんですよ。目的は、本事業は、就学期の
子どもを抱える世帯の経済的負担の軽減を図り、もって教育の機会の均等を図ることで、
子どもたちが
通学費用を理由に希望する学びを諦めることがないように支援することとともに、最後にもう一文ある。県内市町村における定住の維持及び移住の促進、並びに公共交通機関の維持に資することを目的とする。最後にこういう一文があるんです。いわゆるこの事業は本来、定住の維持、先ほど申し上げましたけども、中山間地域の人口の流出、こうした対策として始まった一面があるということを私たちは認識しなくちゃいけないと思います。
今日の
日本海新聞、特集に、若桜町の中山間地域、苦悩、進む
高齢化、こうした記事が載っておりました。まさにこのとおりだと思います。
高校生の
通学費助成を全県に広げることは、
子どもたちが
中部圏域から流出していく。何が残るか。地域にあっては担い手を失っていくんです。そして
過疎化はどんどん進んでいく。こうした状況をつくっていいんですか。今統廃合をやってないからいいじゃないかと、今の子に
通学費を助成すれば。これからうちの孫もそうですよ。これから未来を担う
子どもたちが、そのときになって、10年後になったら中部に高校はなかった。そんな現状をつくっていいんですか。この投稿された方と一緒ですよ。時は止まってくれない。今何をすべきか。そのことを真剣に考えていかなければならないときだと私は思います。こんなときに、全県に
通学費の助成を広げる、こんなことをやっては駄目だと、こういう思いであります。
それから、最近、近年の議論、もう1年以上聞いてきました。約1名の議員の一方的な意見の主張です。先ほどね、論点が外れた
委員会だったみたいなことをおっしゃる。とんでもないことです。真剣に5人は議論しているのに。大体ね、1名の議員の方の今日までの議論、近年の議論は、もう本旨から外れて執行部批判に終始している。もう聞くに堪えない、最近の議論は。教育長はいつから政治家になったんだと、まるで政治家の判断だと。市長に対しては、独任制で巨大な権力者だと。そもそも自分の理論は通るはずがない、論理が正しいかは関係ないんだと。こんな理論を聞かされて、
高校生の
通学費助成の議論と全く違いますよ。こんなのを1年も聞かされてきました、私たちは。
いま一度、原点に返って、本当にこのままでいいのか。中部で70人近い
子どもたちが出ていく、
倉吉市から。これを全県に広げるんですよ、助成を。今本当に手を打たなければ、今申し上げた高校の統廃合、そして先ほど申し上げた、本当にこれから続く
子どもたちの選択肢を奪うような
通学費助成はできません。以上を申し上げて、討論とさせていただきます。
○議長(
伊藤正三君) 討論を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたしました。
これより採決に入ります。
まず、認定第1号 令和2年度
倉吉市
一般会計歳入歳出決算の認定についてから認定第12号 令和2年度
倉吉市上北条財産区
特別会計歳入歳出決算の認定についてまで計12件を一括して採決いたします。
以上、計12件の決算は認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から第12号までの計12件は認定されました。
次に、議案第61号 令和2年度
倉吉市
水道事業会計利益の処分及び決算の認定について及び議案第62号 令和2年度
倉吉市
下水道事業会計資本金の額の減少及び決算の認定についての計2件を一括して採決いたします。
以上、計2件は、原案のとおり可決及び認定することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。
よって、議案第61号及び第62号の計2件は、原案のとおり可決及び認定されました。
次に、議案第63号 令和3年度
倉吉市
一般会計補正予算(第7号)から議案第72号 小
集落改良住宅、
市単独住宅、
都市再生住宅及び
特定公共賃貸住宅の
指定管理者の指定についてまで計10件を一括して採決いたします。
以上、計10件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号から第72号までの計10件は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第73号
功労表彰について採決いたします。
本案は、同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は、同意されました。
これより請願・
陳情の
取扱いについてお諮りいたします。
まず、請願第2号
新型コロナ禍による
米危機の改善を求める
意見書提出について、起立により採決いたします。
なお、起立しない者は反対とみなします。
委員長報告は、不採択であります。
本請願は、
委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者 起立〕
○議長(
伊藤正三君) 起立多数であります。よって、請願第2号は、
委員長報告のとおりの
取扱いとすることに決定いたしました。
次に、
陳情第7号
辺野古新
基地建設の
中止等を求める
意見書提出について、起立により採決いたします。
なお、起立しない者は反対とみなします。
委員長報告は、不採択であります。
本
陳情は、
委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者 起立〕
○議長(
伊藤正三君) 起立多数であります。よって、
陳情第7号は、
委員長報告のとおりの
取扱いとすることに決定いたしました。
次に、
陳情第8号
沖縄戦戦没者の
遺骨等を含む土砂を埋立てに使用しないよう求める
意見書提出について、起立により採決いたします。
なお、起立しない者は反対とみなします。
委員長報告は、採択であります。
本
陳情は、
委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者 起立〕
○議長(
伊藤正三君) 起立多数であります。よって、
陳情第8号は、
委員長報告のとおりの
取扱いとすることに決定いたしました。
次に、
陳情第9号
倉吉市
高校生等通学費助成事業に関する
陳情について、起立により採決いたします。
なお、起立しない者は反対とみなします。
委員長報告は、不採択であります。
本
陳情は、
委員長報告のとおり取り扱うことに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者 起立〕
○議長(
伊藤正三君)
可否同数であります。したがいまして、
地方自治法第116条の規定により、議長において本
陳情の
委員長報告に対する可否を裁決いたします。
本案につきましては、
委員会決定を尊重いたし、
委員長報告のとおりとすることと裁決いたします。
ここで消毒及び換気のため、5分間休憩いたします。
午前11時45分 休憩
午前11時49分 再開
○議長(
伊藤正三君) 再開いたします。
日程第4
追加議案の審議
○議長(
伊藤正三君) 日程第4、
追加議案の審議を行います。
まず、市長提出議案として、議案第74号及び第75号を一括して議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
石田市長。
○市長(
石田耕太郎君)(登壇) それでは、ただいま上程されました諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。
まず、議案第74号 教育長の任命についてであります。
本市教育長である小椋博幸氏の任期が令和3年10月2日をもって満了となります。その後任者について慎重に検討した結果、再度同氏を任命することが最適と考え、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定に基づき、本議会の同意を求めるものであります。
なお、小椋氏の略歴は、お手元に配付している資料のとおりで、人格、識見とも秀でられ、かつ今日までの教育長としての実績にも定評のあるところです。
次に、議案第75号 人権擁護
委員候補者の推薦についてであります。
本市区域の人権擁護
委員のうち、伊藤重明さん、石脇勝江さんの任期が令和3年12月31日をもって満了となります。その後任
委員について慎重に検討した結果、再度両名を推薦することが最適と考え、人権擁護
委員法第6条第3項の規定に基づき、本議会の意見を求めるものです。
なお、お二人の略歴は、お手元に配付している資料のとおりで、いずれも人格、識見とも秀でられ、かつ今日までの
委員としての実績にも評価のあるところです。
以上、今回提案しました諸議案につきまして、その概要を御説明いたしました。よろしく御審議のほど
お願い申し上げます。
○議長(
伊藤正三君) 続いて、質疑を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。
お諮りいたします。
ただいま質疑を終結した諸議案は、
委員会付託を省略し、この際、討論、採決を行うことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、そのように進行いたします。
それでは、一括して討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 討論を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたしました。
これより採決を行います。
議案第74号 教育長の任命について及び議案第75号 人権擁護
委員候補者の推薦について、計2件を一括して採決いたします。
以上2件は、同意することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号及び第75号の計2件は、同意されました。
続いて、議会提出議案として議会発議第6号から第8号までの計3件を一括して議題といたします。
まず、議会発議第6号及び第7号について、提案理由の説明を求めます。
11番藤井隆弘議員。
○11番(藤井隆弘君)(登壇) 議会発議第6号の提案理由を説明いたします。
倉吉市議会会議規則の一部改正についてであります。目的としましては、請願・
陳情の審査に当たり、所管の常任
委員会が提出者に趣旨説明の機会を設けることで、提出者の願意、願いを的確に把握し、
委員会審査の充実を図ることであります。過去の議会において住民から要請があり、本市議会の議会改革検討会で検討を重ね、議会運営
委員会で最終的に実施することを決定したものであります。
なお、この改正案の決定に際し、
倉吉市議会の一層の改革が進められるよう、議会基本条例の整備も視野に入れた取組を望む趣旨の意見があったところでございます。
議員各位におかれましては、趣意に御賛同いただきますよう
お願いいたします。
続きまして、議会発議第7号についてでございます。コロナ禍による厳しい財政状況に対処し地方税財源の充実を求める
意見書について提案理由の説明をいたします。
新型コロナウイルス感染症の蔓延により、地域経済にも大きな影響が及び、地方財政は来年度においても引き続き巨額の財源不足が避けられない厳しい状況に直面しております。地方自治体においては、コロナ禍への対応はもとより、地域の防災・減災、雇用の確保、地球温暖化対策などの喫緊の課題に迫られているほか、医療介護、子育てをはじめとした社会保障関係経費や公共施設の老朽化対策費など、将来に向け増嵩する財政需要に見合う財源が求められます。その財源確保のため、地方税制の充実確保が強く望まれることから、本市議会は国において令和4年度地方税制改正に向け、お手元の
意見書の1から5までの事項を確実に実現されるよう、強く要望するものであります。
以上、
地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出いたします。令和3年9月15日。宛先は衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、総務大臣、財務大臣、経済産業大臣、経済再生担当大臣でございます。議員各位の賛同をいただきますよう、よろしく
お願いいたします。
○議長(
伊藤正三君) 次に、議会発議第8号について、提案理由の説明を求めます。
15番
福井康夫議員。
○15番(
福井康夫君)(登壇) 議会発議第8号
沖縄戦戦没者の
遺骨等を含む土砂を
埋め立てに使用しないよう求める
意見書について、提案理由の説明をいたします。
沖縄戦では、一般住民を巻き込んだ悲惨な地上戦が行われ、多くの貴い命が失われました。糸満市をはじめ、
沖縄戦で犠牲を強いられた県民や命を落とした兵士の遺骨が多く残されており、戦後76年が経過した今でも戦没者の収骨が行われている状況でございます。このような中、
辺野古新
基地建設のため、さきの大戦で犠牲になった人々の遺骨が入った同地域の土砂を海域埋立てに使用することは、人道上許されることではありません。よって、本市議会は国会及び政府に対し、次の事項の速やかなる実現を強く求めるものであります。
まず1つ、悲惨な
沖縄戦の戦没者の
遺骨等が混入した土砂を埋立てに使用しないこと、2つ、日本で唯一住民を巻き込んだ熾烈な地上戦があった沖縄の事情を鑑み、戦没者の遺骨収集の推進に関する法律により日本政府が主体となって戦没者の遺骨収集を実施することということでございます。
以上、
地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出するものでございます。宛先は内閣総理大臣ほか、お手元の
意見書のとおりでございます。議員各位の御賛同を何とぞよろしく
お願い申し上げます。
○議長(
伊藤正三君) 続いて、議会発議第6号から第8号までの計3件を一括して質疑を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。
お諮りいたします。
ただいま質疑を終結した計3件の議会発議は、
委員会付託を省略し、この際、討論、採決を行うことに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、そのように進行いたします。
それでは、一括して討論を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 討論を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、討論を終結いたしました。
これより採決を行います。
議会発議第6号
倉吉市議会会議規則の一部改正についてから議会発議第8号
沖縄戦戦没者の
遺骨等を含む土砂を
埋め立てに使用しないよう求める
意見書提出についてまで計3件を一括して採決いたします。
以上3件は、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、議会発議第6号から第8号までの計3件は、原案のとおり可決されました。
日程第5
特別委員会の
最終報告
○議長(
伊藤正三君) 日程第5、
特別委員会の
最終報告を行います。
まず、県立美術館整備推進
調査特別委員会委員長から
最終報告の申出がありますので、ここで許可いたします。
16番
福谷直美議員。
○16番(
福谷直美君)(登壇) それでは、
県立美術館整備推進調査特別委員会の
最終報告をいたします。
本
委員会は、令和2年3月
定例会において設置され、整備予定の県立美術館を活かして地域を活性化させるため、1つ、教育・文化・伝統・芸術に関すること、2つ、周辺施設の連携、活用及び整備に関すること、3、社会基盤の整備及び
地域住民の安全確保に関すること、4、県及び関係団体と調整、連携を図ること、以上4点について調査、検討することを目的として設置されたものであります。
令和2年3月25日の第1回
委員会を皮切りに、現在まで8回の
委員会と3回の
委員会協議会を開催いたしました。時には鳥取県教育
委員会美術館整備局及び鳥取県立美術館パートナーズ株式会社の方に参考人として出席を求め、また、史跡大御堂廃寺跡、リス舎跡地等の現地視察を行うなど、精力的に調査、検討したところであります。
その中でも、県立美術館と共に歩む
中部地区の集い協議会の部会を構成する
倉吉青年会議所、
倉吉商工会議所青年部、鳥取県中部中小企業青年中央会、それから、とっとり県美応援団などとの意見交換会、さらには美術館周辺環境の整備、史跡大御堂廃寺整備基本計画の内容及び周辺インフラ整備について重点的に取り扱いました。
調査の結果、執行当局においては
中部地区の集い協議会の構成団体となり、並びに庁内プロジェクトチームを設置するなどして、計画に沿って事業を進めていることが確認されたところであります。
委員からは、新しいスポットとして期待を寄せる一方、市民による、市民のための事業、地域経済に寄与したものであってほしいという思いが述べられたところであります。
直近の9月13日に開催した
委員会では、総括として次のとおり本
委員会の提言をまとめました。1つ、美術館に関する社会基盤をはじめ、リス舎跡地、集いの広場などの整備に当たっては、市民及び地元団体と連携を図りながら、安全で魅力ある公共空間として活用されるよう推進されること。2つ、史跡大御堂廃寺跡については、歴史・文化拠点として整備しながら、芸術の振興拠点である美術館との相乗効果を上げていくよう努めつつ、市民生活交流拠点として市民及び地元団体に十分な周知を行い、調整を図りながら共通認識をもって推進されること。
以上が設置されてから1年6か月あまりの間、本
委員会が調査、検討をする中で得た成果であります。今後、執行当局におかれましてはこれらのことを留意の上、行政に当たられたく提言いたします。
以上、簡単でありますが、
県立美術館整備推進調査特別委員会の
最終報告といたします。お世話になりました。
○議長(
伊藤正三君) ただいまの
委員長報告を
最終報告と認め、ここに
県立美術館整備推進調査特別委員会の調査終了を宣言いたします。
続いて、ただいまの報告に対する質疑を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。
次に、中心市街地活性化
調査特別委員会委員長から
最終報告の申出がありますので、ここで許可いたします。
14番坂井徹議員。
○14番(坂井 徹君)(登壇)
中心市街地活性化調査特別委員会の
最終報告をいたします。
当
委員会は、令和2年3月
定例会において設置され、1、第2期
倉吉市中心市街地活性化基本計画に関すること、2、観光振興・商業活性化に関すること、3、
倉吉市役所第2庁舎の整備、活性化に関すること、以上3点の調査を付託されたものであります。
令和2年3月25日の第1回
委員会を皮切りに、本日まで計5回の
委員会と2回の
委員会協議会を開催いたしました。調査に当たって、時には民間団体の方とも意見交換を行い、さらには株式会社グッドスマイルカンパニーの楽月工場の現地視察を行うなど、官民連携の実態把握に努めながら精力的に調査を行ってきたところであります。
本市においても新型コロナウイルス感染拡大の影響を多大に受けており、本
特別委員会の所管でもある観光振興の面から言えば、特に内外の人の移動制限により観光業が低迷し、出口が見えていません。また、観光需要の減少の大きな要因として、旧
倉吉市国民宿舎グリーンスコーレせきがねの閉館があり、その再生は本市の喫緊の課題となっております。
執行部としても新型コロナウイルスによりインバウンドの回復が見込めない中、当面は国内需要を喚起するため、歴史的な観光資源の活用を図りながら、フィギュアや「ひなビタ♪」のコアなファンや近隣県からの観光誘致を促進し、さらには市内消費の拡大へシフトする必要があるとの認識に立って事業展開を図っている状況にあります。そのため、打吹回廊のさらなるにぎわいづくりを含めた商店街の活性化は不可欠であります。コロナ禍で活動が制約を受ける中、多くの積み残し案件もありますが、今後は中心市街地活性化協議会等とも連携を取り、市民と協働したまちづくりが求められます。
そして、かねてから課題とされている観光客の周遊化、滞在時間の延長を図るとともに、
地域住民の移動手段の利便性向上のためグリーンスローモビリティーの導入については大変期待されるところです。
今後、新型コロナウイルスの影響がどこまで続くのか不透明ですが、ウィズコロナ時代における中心市街地の活性化策としての観光振興・商業活性化について、これまでの常識にとらわれない新しい取組が期待されます。
本
特別委員会の総括としては、さきに触れました旧
倉吉市国民宿舎グリーンスコーレせきがねの再生を主軸として、関金エリアの様々な観光資源の活用を図るとともに、レトロ&クールのまちづくりを強力に推し進め、
倉吉市全体の
持続的発展を強く望み、その実現に向けた取組を執行当局に期待するものであります。
以上、簡単ではありますが、
中心市街地活性化調査特別委員会の
最終報告といたします。お世話になりました。
○議長(
伊藤正三君) ただいまの
委員長報告を
最終報告と認め、ここに
中心市街地活性化調査特別委員会の調査終了を宣言いたします。
続いて、ただいまの報告に対する質疑を求めます。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 質疑を終結することに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
伊藤正三君) 御異議なしと認めます。よって、質疑を終結いたしました。
以上で本
定例会に付議されました事件は全て終了いたしました。
これをもって令和3年第7回
倉吉市議会定例会を閉会いたします。
午後0時11分 閉会
署 名
この会議録の正当なることを認め署名する。
倉吉市議会議長
〃 副議長
〃 議 員
〃 議 員...